アナザースカイ国内編というか、私の生き方の原点になったともいえる場所について、書いてみたくなりました。

私は、高校卒業後、東京の品川に住んでいたのです。もちろん新幹線はまだ停まらず、今より寂しい感じの駅でした。

 

私は毎朝・夕新聞配達をしながら予備校に通っていました。

ある日、「新聞ある?」と声をかけてくれたお姉さん(当時20代後半だったか)との出会いが、私に大きな影響を与えていきました。

お姉さんたちは、いろいろな事情があって学校の勉強がすすまない子どもたちに、ボランティアで勉強を教えていたのです。私も、少しそのお手伝いをしたりしました。

 

そんな時に、私はそのお姉さんから、「しょせん、あなたはお嬢さん」という厳しい批判を受けたことがあります。この言葉は衝撃的で、私はどう受け止めていいかわかりませんでした。

そして、よくわからないながらも、「お姉さんに対して、恥ずかしくない生き方をしたい、人を差別しない生き方をしたい」というのが私の回答でした。

 

 

そのお姉さんとは、今でも毎年年賀状のやりとりをしています。あの時から20年後位に会ったときには、とてもやさしく迎えてくれました。

品川は不思議な場所です。夜になると、琴の音色が聞こえてくる、なにか寂しさと暖かさとが入り交じったようなところでした。